どんなときでもあなただけは光だ

精神科のおじさんに『人間のね、良いところだけじゃなくて悪いところ、醜いところも含めて愛してあげるってことがね、大事で……人はそうやってその人のことをその人らしさって認めて愛していくんですよ……』
という話をされた。
浮かれぽんちの脳みそをしている私は
『それって……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………天祥院英智くんのこと!?』
と、推しのことしか考えられなくなった。おじさんはその後も話をし続けてくれたが、私は脳内に降臨した愛しい彼の姿を思い浮かべるのに必死で、おじさんの言葉を咀嚼する余裕はなかった。その為、内容はあまり覚えていない。おじさん、せっかく私のために色々喋ってくれてたのに、ごめんなさい。

その日の晩、頭の中に沸き起こった愛の洪水に身体全体で浸かり、たっぷりと泣いた。




綺麗だ…


たくさんの後悔や苦しみを伴いながらも決して足を停めず夢に向かって突き進んでいく天祥院英智くんって本当に素敵!

光があれば影が生まれるように、彼にも当然、薄暗い部分がある。


彼は、空想上の人間である。
美しいものや都合の良いものだけでその姿を形作ることだって可能なのに、それでも彼は等身大の人間のように性悪な部分がある。
そんな不完全で、どうしようもなく人間らしい彼のことを、たまらなく愛おしく思う。
そんな彼だからこそ、夢を叶えるその姿を応援したいと思い、ステージ上で輝いている姿を見て深く感動するのである。

おじさん、もう私、とっくに出会ってんだ。
綺麗なところも悪いところも、どちらも含めて何もかもが愛おしいと思える存在に───────


話は変わるが、現在コロナにやられ、絶賛闘病中である。もう数日は経つが、大分、かなり、結構、苦しい。

一向に下がらない熱、死んだ嗅覚&味覚、ゴビ砂漠のような喉、永遠にぐるぐるバット直後みたいな気持ち悪さ……… 生き地獄とはまさにこのことなのかもしれない。

英智

英智
今の私ならほんの少しだけおまえの近くに行けるかもしれない。同情なんておまえはいやだと思うが、それでも私は少しでもあなたの心の近くに行けるのかもしれない。ほんのすこしだけ。ほんのすこしだけでも。今ならもしかすると…………………




こんなにおまえのことを想っているけれど、称号を勝ち取れるほどには以心伝心できなかったよ。


こんなぽっと出のただの運ゲーに推しとの以心伝心度合いなんて計られてたまるか!!!!!!!!!


オワリ

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