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https://music.apple.com/jp/album/%E6%9C%88%E3%81%AE%E6%A4%80/1614181624?i=1614181778

サカナクションの新曲を延々と聞いている。 3年ぶりのアルバムらしい。6年ほど前に邦楽にのめり込んだ時期から現在までだいぶご無沙汰だったのだけれど、当時と変わらない洗練されたサウンドが魅力的で再熱している。サカナクションて1度聞くと止まらなくなる謎の中毒性があるよね。

ネイティブダンサーやミュージックの雰囲気と似てる。喜怒哀楽のどこにも属さないぼんやりとした空気が好きです。

https://music.apple.com/jp/album/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%86%E3%82%A3/463999388?i=463999395

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人気の曲。(多分)(現在はどうかは知らん)自分らしさ(アイデンティティ)がわからない悩みを叫ぶこの曲が現在とても胸に刺さる。夏フェスかなんかでTシャツを着た山口一郎が汗をダラダラ流して叫ぶように歌ってた姿がもう、とても、とてもかっこよかった。青臭くて眩しい。サカナクションてなんかオシャレなイメージがあったので良い意味で衝撃だった。真夏の太陽、大勢の観客のコール、がむしゃらに演奏するバンドメンバー、アイデンティティの歌詞も相まって泥臭くて眩しかった。サビ、アイデンティティがない…どうして…どうして…て叫んでるだけなのに爽快感あるよね。やけくそな感じが楽しいんだ。

https://music.apple.com/jp/album/%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF/604748196?i=604748202

いちばん好きな曲。サカナクションの魅力って私は伝えるの難しいな〜て思うんだけど、その言語化しにくい魅力が最大限詰まってるのがこの曲だと思う。やるせなさ、虚無感、寂しさと衝動的なエネルギーが共存していて、重量感がありながらも爽快な仕上がりになってるのが凄い。山口一郎の淡々とした歌声とサウンドのバランスが美しい。この曲、ネットを見ると音楽知識の豊富な凄そうな方々からかなりの高評価を得ているんですけど、こぞって皆サウンドが!て仰ってるのでやはりサウンドが強いんだと思う。

https://music.apple.com/jp/album/%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E3%83%80%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC/301383373?i=301383420

ミュージックと同じくらい好き。
雪が積もった日の澄んだ空気の香りがする。
開始の1音でこの情景がパッと思い浮かべられるのがすごい…

ミュージックもネイティブダンサーも10年以上前の曲らしく(めっちゃ売れた宝島ももう6年前の曲だった。唖然。)仰天しかけたんだけれども、いつ聞いても色褪せない、どの時代にも通用する曲ばかりだと思う。
新曲の「月の椀」も良い意味で新しさを感じない。変わらない価値が提供されつづけている。
サカナクションの歌詞って英語がほぼほぼ登場せず、日本語で構成されているところがとても好きです。拘り尽くされた日本語の並びを享受することこそ邦楽の醍醐味だと私は考えてるので。

耳触りの良いサウンドを聞いてぼんやりとして虚空を眺めたり、無心で外を散歩したり、贅沢な時間の使い方をサカナクションの楽曲は提供してくれる。QOLがちょっとだけ上がる気がする。
さあ、サカナクションを聞いて生活の質を向上させよう!

https://youtu.be/2I25AFSBm2g

この山口一郎 だ〜〜いすき……………………………

おわり